■ ネオ・スピリチュアリズムの系譜

スピリチュアリズムは日本で進化した (3)

 

スピリチュアリズムの系譜

 

桑原 啓善
近代心霊研究の最後の結実「ネオ・スピリチュアリズム」


 脇長生のもとで研究・実践を行った桑原啓善は、シルバー・バーチ、ホワイト・イーグル、その他多数のすぐれた霊界通信を翻訳し、日本に初めて紹介。さらに、信頼できる霊界通信に共通するエキス(霊的真理)を厳選し、先人の発見した霊的真理を深化させ、世界の人々に伝えられるように、また霊能者によらず、自ら判断し実践できるよう、平易かつ合理的に学問体系化しました。 それが、ネオ・スピリチュアリズムです。

 桑原啓善のネオ・スピリチュアリズムは、160年前アメリカに発生した近代心霊研究の結実であるといえます。近代心霊研究の霊魂説に立脚し、スピリチュアリズムの霊界通信の最高峰シルバー・バーチ、ホワイト・イーグルの啓示の核心(人は神の子・新時代の到来)を根幹に据えたネオ・スピリチュアリズムは、西洋の科学・合理性と東洋(日本)の生命一元論が結びついて一つに結実した、人類再生のための生命原理です。

 ネオ・スピリチュアリズムの「決死の愛」とは、日常生活の一つ一つを万物や人の身になって、どこまでも愛に生きることです。つまり、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に描かれるデクノボーの姿を思って頂ければよいでしょう。そのデクノボーは、世界全体をそっくり救いとる、唯一の方法です。デクノボーの決死の愛が全人類の善性化(利己から利他への価値観の転換)を実現して、愛と平和の新霊性文明を開く鍵であると桑原は説きます。


 「浅野の生命一元を基本にしながら脇の幸福と不幸の二つのコースが、それぞれ更に「守護霊団」や「暗黒宇宙」まで展開している。そして人は決死の愛で守護霊につながるとなっている。自分を捨てた決死の愛で生きる時、守護の神界組織1)が発動して、神に通じ、神の莫大な力が人間に発現される。地球全体の幸福を目的とした決死の愛ならば、地球進化を司る神界組織が働くことになる。シルバー・バーチの「人は神、愛と奉仕が幸福の宇宙法則」をネオ・スピリチュアリズムの根幹にすえた時、日本神霊主義を土台にすえながらもネオ・スピリチュアリズムはここに大きな飛躍進展が起こったのである。 」2)


人体構成図 (桑原啓善 作成)

日本の古神道とネオ・スピリチュアリズムは一致している

 

 

 

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